レッカー車の買取は年度末が穴場。また、クレーン部分のみの取引もあり

数ある作業車と呼ばれるものの中でもレッカー車は極めて使い道が限定されるものと言えるでしょう。これら一般的なレッカー車は普通自動車として認められているため普通免許で運転することが可能ですが、一部のサイズの大きなものは大型免許の保持を義務付けられるものもあります。牽引免許などは特に必要ありません。しかしながら買取りに重要な買い手としては自動車連盟に所属するロードサービス、自動車修理業、車輌移動者、警察、消防、自衛隊などの専門性の高いものに限られ、その中でもサイレン装置を使用して緊急走行するためには公安委員会などの審査をパスすることが求められます。これらのことからわかるようにレッカー車は極めて特殊な車輌であることから、あまり流通量は多くなく、それゆえ手放すタイミングによっては思わぬ需要に見舞われて買取り額が高価になる可能性もあります。また公共サービス絡みの機関での使用も多いことから年度末から新年度にかけては取引量もあがり、高価買取りが実現できる場合もあるでしょう。また買取りの際には車の走行量やコンディションのみならず、クレーン部分の状態も重要となります。業者によってはこのクレーン部分のみに興味を示すものもあるでしょうから、高価買取りを実現するために様々なパターンをシミュレーションしてみることが必要です。

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